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┃\_/┃株式会社丸庄メールマガジン「週刊MARUSHO」
┗━━━┛2014年4月9日vol.073
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※こちらのメルマガは、過去に株式会社丸庄(以下弊社とする)
社員と名刺交換をさせて頂いた方を中心に配信しております。
情報として何かのお役に立てればと思っておりますので、
宜しくお願い致します。
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印刷でよく聞く、175線ってなんのこと?
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1 こちら丸庄製品案内所 高精細印刷に対応しています
2 丸庄プチセミナー 世界で一番小さな本
3 日本古来の紙だから「和紙」!?
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週刊MARUSHOでは、皆さんからの疑問、紹介してほしい商品など募集しております。
→tanaka@msmarusho.co.jp
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先週月曜日の放送で「笑っていいとも」が
終わってしまいました。
もちろん、その日は仕事だったので、
最終回は録画して週末にチェック。
学生の頃、昼間、家にいる時は、いつも見ていたなぁ~と、
ちょっと寂しく、懐かしい気持ちに。
次の日から新しい番組がすぐに始まったようですが、
お昼にテレビをつけたら、
まだタモリさんがいるような気がします。
全部で8,054回。32年間。すごい数字ですね。
週刊MARUSHOは、今号でまだVol.73。
始まってから1年と5か月ほど。
想像がつきません。
もっともっと続けていきたいなぁと思いつつ、
今週も週刊MARUSHOスタートです。
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【 1 こちら丸庄製品案内所 高精細印刷に対応しています】
「スクリーン線数」、または「線数」。
これ、なんのことだかわかりますか?
これは印刷の精度を示す尺度のひとつ。
写真など濃淡のある部分は、製版段階で細かい網点に変えて印刷するのですが、
この網点を1インチに何列並べるかで精度が決まります。
単位は、「線」や「lip(lines per inch)」。
たくさん並べるほど、きめ細かい表現ができ品質が向上しますが、
印刷する紙の質や印刷の方法によって適正な数値が決まってきます。
現在、日本のカラー印刷物では、175線が一般的となっていて、
丸庄でも基本的には、175線という線数で印刷をしています。
ちなみに新聞などでは網点が目に見えることがありますが、
これは普通の印刷物より線数が低く、大きな網点を使っているためです。
それでも、以前は粗い印刷物の代名詞的な存在だった新聞(60~85線程度)も、
最近では100~120線という高い線数が使われるようになってきています。
さて、丸庄では一般的な175線という線数で印刷をしていますが、
230線での高精細印刷の対応も可能です。
では、高精細印刷の特長はどんな点でしょうか。
●印刷物の粒状性(※1)がよく、滑らかに表現でき、
印画紙(連続階調)により近づく高精細画像再現の効果があります。
●印刷物のロゼッタパターン(※2)が230線ではほぼ目立たなくなり、美しい画像再現になる。
●線画の網点再現の時、発生する「線切れ」がなくなる。
※1 粒状性
写真や印刷物の、荒れてざらついて見える状態に対する主観的印象の度合い。
※2 ロゼッタパターン
網点が並び合って形成される円形パターンの一種。肌ものなどでは嫌われます。
いかがでしょうか?
高精細印刷に関するお問い合わせ、ご相談は、
担当営業までお気軽にどうぞ。
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【 2 丸庄プチセミナー 世界で一番小さな本】
豆本って、ご存知ですか?
手のひらに収まる程度の小さな本の総称です。
西洋では16世紀頃に流行し、
日本では江戸時代後期頃に娯楽用として作られ始め、
芥子本、袖珍本などと呼ばれました。
大きさに関する明確な定義はありませんが、
日本では明治以降1辺が10cm以下のものをさし、
さらに1cm以下の本を「マイクロブック」と呼びます。
では、世界で一番小さな本ってどんなものなのでしょうか?
2013年、凸版印刷株式会社が作成した
マイクロブック「四季の草花」は、世界最小の印刷された本として、
ギネス世界記録に認定されています。
本の大きさは驚きの0.75mm角の全22ページ。
四季の草花のイラストや文字が印刷されていて、
ルーペを使ってようやく見ることができます。
証券印刷やエレクトロニクス製品の製造で培った
超微細印刷の技術を応用したとのことですが、
あくまでも版を製版し、紙に印刷し、製本されたものだそうです。
さらにこちら、拡大本とルーペつきで、30,240円(税込)で販売されています。
大きさが1mm以下の本、買ってもすぐになくしてしまいそうですが…。
それ以前は、ロシアで製作された0.9mm角の「カメレオン」という本が世界最小でした。
豆本誕生以来、小さな本を作る競争が世界中で行われてきたようです。
より小さな本を作れるということは、技術力の高さの証明になります。
これからも極小サイズの本を作る挑戦は続くのでしょう。
でも、そろそろ限界!?
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【 3 日本古来の紙だから「和紙」!?】
先日の「まるカタVol.3」の情報で、
丸庄も今後、和紙の製品や和紙への印刷などを承りますとお伝えしました。
ところで「和紙」って、なにをさすのでしょう?
歴史をさかのぼってみましょう。
明治時代、西洋から紙が輸入されるようになった頃に、
欧米から伝わった紙を「洋紙」、
日本古来の紙を「和紙」と呼び区別していたようです。
現在では、日本で昔から行われてきた作り方で、
主に木の皮が原料となる紙を「和紙」、
西洋の作り方で原料が木材中心の紙を「洋紙」と大きく区別しています。
「和紙」の一般的な特長は、
「洋紙に比べて格段に繊維が長いため、薄くとも強靭で寿命が比較的長く、
独特の風合いをもつ」と言われています。
日本の伝統的な方法として、独特な流し漉き技術を用いますが、
現在は、需要の多い障子紙や半紙を中心に、
機械漉きの紙もあります。
「和紙」は、世界中の文化財の修復に使われたり、
その優れた保存性と、強靭で柔かな特性を期待して、日本画洋紙、木版画洋紙、
天然自然の素材として、インテリアにいかされたりと
独特の用途を確立しつつあります。
和紙の風合いをいかした商品や、和紙への印刷のご相談は、
担当営業まで。または、まもなく発行の「まるカタVol.3」をご覧ください。
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~丸屋庄兵衛のひとりごと~そうですか~「笑っていいとも」は32年ですか。
週刊MARUSHOはまだ始まったばかりですが、丸庄は和紙問屋からですと200年近くなります。
また印刷業を始めて80有余年です。これからも長生き企業として頑張っていくつもりです。
どうぞこれからもご贔屓にお願いします。
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