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ASSISTBOOK2始まりは「地域産業の発展に貢献すること」その思いは今も、形を変えて受け継がれています。江戸時代、千住の農家は古紙を漉き直した漉返紙(すきがえしがみ)づくりを副業としており、このあたりの小さな伝統産業となりました。そして文政元年(西暦1818年)、それら漉返紙を扱う和紙問屋として丸庄(屋号:丸屋名:庄兵衛)はその産声を上げたのです。以来約200年の歳月を、千住の発展と共に歩んでまいりました。時代の中を受け継がれた思いは、今「携わるあらゆる産業の発展に貢献すること」へと大きく昇華しています。