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┃\_/┃株式会社丸庄メールマガジン「まるメル」
┗━━━┛2023年11月29日 vol.574
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※こちらのメルマガは、過去に株式会社丸庄(以下弊社とする)
社員と名刺交換をさせて頂いた方を中心に配信しております。
情報として何かのお役に立てればと思っておりますので、
宜しくお願い致します。
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★━━━━━━━━━━━━━━━………………………………………1. 紙のリサイクル その2
2. 車の駐車
3. 酉の市
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週刊メールマガジン「まるメル」では、
皆さまからの疑問、紹介してほしい商品など募集しております。
→ tanaka@msmarusho.co.jp
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1889年の第日本帝国憲法発布を受けて、
1890年11月29日に
初の帝国議会が開かれました。
このことにちなんで、本日11月29日は、
議会開設記念日に制定されています。
帝国議会が行われていた当時の
議事堂は洋風木造2階建てでしたが、
1891年1月に漏電が原因で
消失してしまいました。
臨時対応として、止むを得ず、
貴族院-華族会館(旧鹿鳴館)、
衆議院-東京女学館(旧工部大学校)に
それぞれ場所を移し、再建までの
場をしのいだそうです。
ちなみに現国会議事堂の
竣工は、1936年11月7日。
鉄骨鉄筋コンクリート造り
地上3階(中央部分4階)、
地下1階の建物となっています。
それでは今週も、「まるメル」最新号をお届けいたします。
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【 1 紙のリサイクル その2】
前回、紙のリサイクルについて、
容器包装リサイクル法に基づくマークや
紙のリサイクルの判断基準などを
ご紹介しました。今回は、
紙のリサイクル時に、
入れてはいけない禁忌品に
ついてご紹介します。
サーキュラー・エコノミー(循環経済)を
印刷業界で実現させるためには、
紙のリサイクルをさらに
増やしていく必要があります。
以前から、古紙再生促進センターや、
各自治体などでは、紙のリサイクル時に
問題となるため入れてはいけないものの
情報を発信していますが、ここで
あらためてご紹介したいと思います。
まずは、製紙原料とは関係がないため、
混ざっていると重大な障害を生ずるものから。
●紙以外のもの
・石、ガラス、金属(工具、機会部品などを含む)土砂、
木片、布類、プラスチック類など---------
ちなみに、ホッチキスは、リサイクルの過程で
取り除けるので問題ないそうです。
(しかし、万が一取り除けない可能性も踏まえて、
取っておくのが望ましいそうです。)
・合成紙、ストーンペーパー(プラスチックと鉱物が
原料のため、正確には紙ではない)---------
石灰石でできた紙LIMEXが含まれます。
リサイクルできるか明確にわからないものは、
避けた方がよいそうです。
・不織布(マスク、簡易手拭など)---------
ペーパータオルとして使っているものでも、
パルプではなく不織布のものがあります。
・使い捨ておむつ、生理用品、ペット用トイレシートなど
(未使用のものも含む)---------
これらの製品は、パルプ以外に複数の石油由来の
素材が含まれていることから、紙として
リサイクルすることができません。
●紙製品ではあるものの製紙原料とならないもの
・芳香紙、香りのついた紙(洗剤、石鹸、線香などの
紙製包装、紙箱、段ボール箱など)---------
香りがついた紙は、その香りが再生紙についてしまう
可能性があることから禁忌品となっています。
・鞄や靴などの詰物---------
昇華転写紙(後述)が緩衝材と使われていることが
多いことから禁忌品となっています。
・昇華転写紙(捺染紙、アイロンプリント紙、主に絵柄など
布地に加熱してプリントする際に使われる紙)---------
Tシャツなどにアイロンで加熱してプリントする
際に使う紙が昇華転写紙です。時間経過後に
再生紙の表面に色斑点がでてきてしまう
といった問題があります。
・感熱性発泡紙(立体コピー紙、主に点字関係で
使用されるもので、熱を加えたところが
盛り上がる紙)---------
点字が印刷されている紙などが対象です。
・蝋段(ワックス付段ボール)---------
主に輸入生鮮食品に使われていて、段ボールの表面に
ワックスを塗って防水加工したものです。
これが混ざってしまうと再生紙の表面に
油染みができてしまうため問題があります。
・食品残渣のついた紙---------
ピザの箱など食べ物が直接入っていた袋や箱などは
汚れているためにリサイクルには使えません。
・汚れた紙(油のついた紙、使い終わった
ティッシュペーパーやペーパータオル、
ペットの汚物処理をした紙など)---------
汚れた紙はリサイクルができません。
・医療関係機関等において感染性廃棄物に接触した紙
●ほんの少量(全体の0.3%程度まで)であれば、
問題はないのですが、避けたいのが次のようなものです。
・金、銀などの金属が箔押しされた紙---------
・建材に使用される紙(石膏ボード、ターポリン紙など)---------
ターポリン紙は、展示会などで利用されることが多い
横断幕やテーブルクロスなどの材料として使われます。
・圧着はがき(親展はがきなど)---------
企業のDMでよく使われる圧着はがきは、圧着するための
のりが悪影響を及ぼすためリサイクルできません。
・シール、粘着テープなど---------
・防水加工された紙(紙コップ、紙皿、紙製の
カップ麺容器、紙製のヨーグルト容器など)---------
紙コップなどは、防水加工がされているため
通常の紙としては単純にリサイクルすることができません。
また、ビールの6缶ケースの紙も防水加工されているので、
リサイクルできないそうです。
・ビニールおよびポリエチレン等の樹脂・
アルミコーティング紙、ラミネート紙---------
冊子の表紙や名刺の表面などに行うPP加工のものが
こちらに含まれます。お酒の紙パックなどの
内側が銀色になっているものもこちらに入ります。
・樹脂含侵紙、硫酸紙(パーチメント紙)、蝋紙---------
硫酸紙は、クッキングペーパーやお茶で使う懐子、
トレーシングペーパーなどです。
・印画紙(写真、インクジェット写真用紙、アルバム)---------
・カーボン紙、ノーカーボン紙(宅配便の複写伝票など)---------
特殊な染料が使われているためリサイクルできません。
・感熱紙(感熱ファックス用紙、レシートなど)
こうして見ると、判断に
迷いそうなものがたくさんあり、
リサイクルに出すのも大変だなと思います。
以前から、リサイクルに出してよいのか
判断するためのマークなどがあればという
議論もあるようですが、現状、
実現には至っていないようです。
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【 2 車の駐車】
車の免許を持っているので
時々、運転することがあります。
運転することは自体は好きなのですが、
店舗の駐車場に駐車したりするのは苦手です。
さて、日本で駐車場に車を駐める場合、
バックで駐車する人が多いのですが、
欧米などでは前進して駐車のマスに入る
「前向き駐車」が主流のようです。
特に法律があるわけではないのですが、
なぜこのような違いが生まれたのでしょうか。
日本では、スーパーやホームセンターなど、
商業施設に駐車する場合、バックで
駐車する「後ろ向き駐車」が主流ですが、
例えばアメリカでは、前向き駐車が
ほとんどのようです。なぜ、日本では
バックでの駐車が多いのでしょうか。
そもそも駐車場において、前向き、
後ろ向きを規定する法律はありません。
その国の地域性や習慣に
根ざしているのでしょうか。
さて、日本でわざわざバックで駐車する
大きな理由は、買い物などの用事を
済ませた後を考慮し、車を出しやすいように
しておこうと考える人が多いのからでしょう。
また、ある駐車場システムメーカーの
関係者によると、欧米では駐車場に
面した道路や通路、そして駐車の
マスも日本より広く取られているため、
駐車場からバックで出る際もスペースに
余裕があり、わざわざバックで車を
駐車することはしないそうです。
一方、駐車のマスやそれに面する
通路も狭い日本では、前向きで駐車した場合、
車が行き交うところにバックで出ていくため
難しくなります。前向き駐車を想定した
レイアウトの駐車場もあるものの、
一般的なレイアウトよりもスペースを
必要とするため日本では多くありません。
こうしたスペースの狭いレイアウトの駐車場は、
シンガポールや香港などの人口密度の
高い地域ではよく見られるケースのようで、
そのような場所では日本と同じくバックでの
駐車が主流となっているようです。
さて、狭い駐車スペースの場合は、
バックでの駐車が合理的といえます。
バックでの駐車は、前後にしか動かない
後輪を基軸に前輪があとから追随する
形になるので、後輪さえ駐車のマスに
入っていれば、広いところで
いくらでも切り返すことができます。
これが前進しての駐車では感覚をつかみづらく、
左右の駐車車両に当たらないよう
結局バックして位置をなおすことになります。
一部、コンビニエンスストアの駐車場などでは、
「前向き駐車でお願いします」などと
提示されているケースがあります。
こうした注意書きをするのは、排気ガスを
店舗や民家のほうに向けて排出しないように
するための配慮です。
ただ運転するだけなら楽しいですが、
やはり駐車スペースに駐車するのは苦手です。
私の場合、駐車スペースが狭すぎたりすると
お店に入るのをやめたりするのですが、
皆さんは、いかがでしょう。
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【 3 酉の市】
一人会社を経営する私の知人が、
先週木曜日の11月23日、
酉の市(二の酉)に商売繁盛を願い縁起物の
熊手を購入したようです。
酉の市は、日本各地の鷲神社
(大鳥神社、大鷲神社、鷲神社)の
年中行事で、11月の酉の日に、
にぎやかな市がたつことから
「酉の市」といい、「大酉祭」
「お酉様」と呼ばれることも。
縁起物がたくさんついた縁起熊手が名物で、
新年の開運招福、商売繁盛を願う
お祭りとして親しまれています。
酉の市は、江戸時代から続く行事で、
その起源は、花又村(現在の足立区)の
大鷲神社にあるとされ、近隣の農民たちが、
秋の収穫を祝って鷲大明神に鶏を
奉納したのが始まりだとされています。
奉納された鶏は、祭りの後、浅草の浅草寺に
運ばれ、観音堂で放たれたそうです。
その後、開運招福、商売繁盛を願う祭りとなり、
縁起熊手のほかにも八頭や黄金餅などの名物、
正月を迎えるための最初の祭りとして定着しました。
芭蕉の弟子である其角(きかく)は、
「春を待つ 事のはじめや 酉の市」の
句を詠んでいます。
酉の市は、11月の酉の日に行われますが、
酉の日は12日ごとに巡ってくるため、
11月に3度行われる年もあります。
1度目を「一の酉」2度目を「二の酉」、
3度目を「三の酉」といいます。
さて、今年は「二の酉」までですが、
「三の酉まである年は火事が多い」と
いわれていて、火の用心に努める
風習があります。これは、
「宵に鳴かぬ鶏が鳴くと火事が出る」
という言い伝えや、寒くなって火を使う
機会が増えるため注意を呼びかける
意味あいがあるようです。
2023年は、11月11日が「一の酉」、
11月23日が「二の酉」でした。
関東を中心に各地で酉の市が開かれますが、
有名なのは次のようなところです。
大鷲神社(東京都足立区)※酉の市発祥の地とされています。
鷲神社(東京都台東区)※関東三大酉の市のひとつ
花園神社(東京都新宿区)※関東三大酉の市のひとつ
大國魂神社(東京都府中市)※関東三大酉の市のひとつ
素盞嗚神社(名古屋市中村区)
長福寺(名古屋市中区)
大安寺(静岡県浜松市中区)
大鳥大社(大阪府堺市西区)
酉の市の名物は、縁起物がたくさんついた
熊手ですが、これは、もともと
酉の市で農具として売られていた熊手が、
福や金銀をかき集めるものに見立てられ、
さまざまな縁起物を飾って商売繁盛、
招福の意味が込められるようになりました。
熊手は、毎年ひと回り大きなものに
買い換えると良いとされ、値切れば
値切るほど縁起がいいとされています。
購入した熊手は、大きな福をかき込むように
高々と掲げて持ち帰り、玄関などの
入り口に向けて少し高いところに飾るか、
神棚に供えてお正月を迎えるのがよいそうです。
正月準備のはじまりを告げる
風物詩でもある酉の市。
来年は、一度、この酉の市に
足を運んでみようかなと思います。
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【丸屋庄兵衛のひとりごと】
庄兵衛は「前向きで駐車願います」という表示がない限り、
すべて後ろ向きに駐車します。
出るときのことを考えてでしょうね。
ただ狭い駐車場が多いのでそういう癖になっていたのかもしれません。
そういうことを全く意識したことがありませんでした(笑)
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