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2023年10月18日 vol.568 【週刊MARUMERU】 わかっているようで…

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┗━━━┛2023年10月18日 vol.568
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わかっているようで…

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1. 実は雰囲気で使っていました、な言葉 001

2. 類は、いつからビールを飲んでいる? 前編

3.  折り紙の漆器

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週刊メールマガジン「まるメル」では、
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今より65年前、1958年の今日、
10月18日、日本で初めて
フラフープが発売されたそうです。

 

オーストラリアで考案された
フラフープは、当時1本270円で
発売されると1ヶ月で約80万本という
爆発的な売上を記録。
全国的な大ブームとなりました。

 

しかし、「腸が捩れる(ねじれる)」など、
医学的に全く根拠のない噂が広がり、
そのブームは下火となっていまいました。

 

近年では、くびれ作りや
ダイエットのエクササイズにも
フラフープ運動が取り入れられていて、
エクササイズや美容器具として
再び人気を集めているようです。

 

それでは今週も、「まるメル」最新号をお届けいたします。

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【 1 実は雰囲気で使っていました、な言葉 001】

 

普段、メディアなどで目にし、
耳にしている言葉で、時々、
自分でも使ったりするけど、
いざその言葉の意味を説明しようとすると、
うまく説明できない、そんな言葉は、
ありませんか。あくまで個人的な
判断ですが、そんな言葉を取り上げて、
その意味などをご紹介していこうと思います。

 

まず最初に取り上げるのは、
近年よく耳にする次の言葉。
・カーボンニュートラル
・カーボンオフセット

 

近年、持続可能な世界を目指す動きが
高まるなか、あらゆるところで
よく耳にし、目にしますが、
言葉の意味を説明してみてと言われたら、
うまくできる自信がありません。

 

『カーボンニュートラル(Carbon Neutral)』
カーボンニュートラルとは、
温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させて、
差し引きゼロにすることを意味します。

 

カーボンとは炭素のことで、
二酸化炭素などの温室効果ガスを表します。
ニュートラルとは中立的、中間的という意。
ふたつの語句を組み合わせることで、
二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量と
吸収量を均衡させるという意味を表しています。

 

イメージ01

 

排出せざるを得なかった温室効果ガスに
対して、削減しきれなかった分を
植林や森林管理などによって二酸化炭素を
吸収することで、全体として差し引き
ゼロにすることを目指します。

 

2020年10月、日本政府は2050年までに
温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする
カーボンニュートラルを目指すことを宣言。
世界の平均気温は、2020年時点で、
工業化以前(1850~1900年)と比べ、
既に約1.1℃上昇したことが示されています。
このままの状況が続けば、更なる気温上昇が
予測されているため、将来の世代も安心して
暮らせる持続可能な社会をつくるため、
カーボンニュートラル、脱炭素社会の
実現に向けて、取り組む必要があります。

 

『カーボンオフセット(Carbon Offset)』
カーボンオフセットとは、どうしても
排出される温室効果ガスについて、
排出量に見合った削減活動に
投資することなどによって
埋め合わせをするという考え方です。

 

オフセットとは相殺する、
埋め合わせるという意味を表し、
二酸化炭素などの温室効果ガスの
排出量を別の異なる手段によって
埋め合わせるという意味になります。

 

日常生活や経済活動の中で、
避けることができない二酸化炭素などの
温室効果ガスの排出に対して、
削減が困難な排出量を把握して、
他の場所で実現したクレジットの購入や
他の場所での排出削減活動によって
埋め合わせ・相殺するということ。
次のような手順で行われます。

 

・自らの排出効果ガスの排出量を認識
・主体的にこれを削減する努力を行う
・削減が困難な部分の排出量を把握
・他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減により
 全部または一部を埋め合わせる

 

カーボンオフセットの取り組みとしては、
カーボンオフセット認証プログラムへの
参加のほか、自己活動によるオフセット、
会議・イベント開催に伴うオフセット、
商品使用、サービス利用にともなう
オフセットなどがあります。

 

排出量を削減・吸収した温室効果ガスを
「クレジット」と呼ばれる商品に変え
販売することもできます。
どうしても削減しきれない場合は、
クレジットを購入することで、
排出量を差し引くことができるという
仕組みがカーボンオフセットの特徴です。

 

イメージ02

 

私自身、わかったような気になっていましたが、
そうでもなかったようです。
皆さんは、いかがでしたでしょうか。

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【 2 人類は、いつからビールを飲んでいる? 前編】

 

暑かった今年の夏、コロナ禍からの
解放感もあり、ビールをたくさん飲んだという人、
少なくないのではないでしょうか。

 

ところで、人類は、いつからビールを
飲んでいるのでしょうか?
ちょっと調べてみました。

 

ビールの誕生については、諸説あるようですが、
紀元前8000~4000年までさかのぼるといわれ、
文明とともに古くから人々に
親しまれていた飲み物だったようです。

 

人類最初の文明は、メソポタミアに興った
シュメール文明とされていますが、
そこではすでにビールが飲まれてようです。
なぜなら、シュメールの人々が、粘土板に
楔形文字で描いたビールづくりの様子が
記録として残されていたからです。
当時のビールの製法は、まず麦を乾燥して
粉にしたものをパンに焼き上げ、
このパンを砕いて水を加え、
自然に発行させるという方法でした。

 

イメージ03

 

また、紀元前3000年ごろのエジプトでも
ビールは人々の間で広く飲用されていました。
それは、肥沃なナイル河畔で収穫される
大麦を原料にしてつくられました。
その後の時代でも、古い文明遺跡から、
ビールの製造・飲用の事実が明らかとなり、
重要な飲み物として広まったことがわかっています。

 

紀元前1700年代半ばに制定された
初めての成分法「ハンムラビ法典」には、
ビールにかかわる法律が制定されています。
この頃には、各所に醸造所が建設され、
今日のビアホールにあたる店も出現。

 

その取り締まり規則、罰則などが
公布されました。例えばビールを水で
薄めた者は、水の中に投げ込まれるという
罰を設けたり、ビアホールで謀反の
密儀などをしていることを知った
店の主人はすぐに届け出ないと
同罪に処す、といったものです。

 

古代人の生活においてビールは、
神の恵みである神聖な飲み物でした。
強烈な陽光の下で働く農民や労働者に
とっても一杯のビールは渇きを癒し、
健康に感謝し、明日のエネルギーを
蓄える役割を果たしていたようです。

 

ここで少し話はそれますが、
ギリシャやローマではワインが主役となります。
これは、気候風土の関係で麦類の生育が
はかばかしくなかったためと考えられています。
対して、葡萄はよく生育したので、
もっぱら葡萄酒を醸造することとなりました。

 

北ヨーロッパでは、古代ゲルマン人が
定住生活に入った紀元前1800年頃に
ビールがつくられていたことが記録されています。
ゲルマン人やケルト人のビールは、
麦類を麦芽に加工する現代にも通じるつくり方を
していたようですが、ローマ時代の
歴史・博物史家のタキトゥスの書
「ゲルマニア」によると、あまり上等な酒とは
思われていなかったようです。

 

中性になると、ヨーロッパでは、上質なビールが
修道院でつくられるようになりました。
当時の知識人であった修道士や僧侶たちは
醸造知識にも優れ、香味剤である
「グルート」を使ってビールをつくりました。
この頃のビールは、栄養補給や医療にも
利用されていたようです。

 

その後、11世紀後半になると
「グルート」のなかでも「ホップ」を
使用した場合に、ビールの品質が
飛躍的に向上することがわかり、
このビールが次第に広まっていきます。
13世紀には、修道院のグルートビールと
都市のホップビールの間で激しい競争を
巻き起こすことになります。15世紀以降、
都市の発展とともにギルド制が定着するに至り、
ビールの醸造は次第に市民の手に移るように
なっていきます。ビールが市民に広く愛飲されるに
したがって、醸造技術に次々と改良が加えられ、
ビールの品質はより向上していきました。

 

ドイツでは、1516年に「ビール純粋令」が
出されており、大麦・ホップ・水の3つの
原料以外は使用してはならないと
定めることで、ビールそのものの定義を
決定するとともに、品質維持向上に貢献しました。
大航海時代には、ビールは、腐りやすい
水の代わりに飲料用として用いられており、
アメリカ大陸発見で有名なメイフラワー号には、
400樽ものビールが積み込まれていたそうです。

 

今回は、ここまでといたします。
次回、ビールの語源や近代ビールの誕生など、
ビールについてのお話を、
もう少しだけ続けようと思います。

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【 3  折り紙の漆器】

 

世界的なデザイン賞「iF DESIGN AWARD 2023」/
「A’ Design Award & Competition 2022-2023」銀賞を
受賞した「折り紙漆器」をご紹介します。

 

折り紙漆器は、東京都のデザイン会社・
株式会社ペーパーパレードが、
和紙という日本が誇る伝統産業が
サステナブルであるためには、を考え
2年の開発期間を経てデザインした製品です。

 

日本人にとって親しみのある
「折り紙」の技術と和紙や漆器といった
日本が誇る「伝統産業」の融合を
コンセプトにデザインし、伝統を革新的に
表現したプロダクト・折り紙漆器。
一枚の紙から、ひとつの形状を折り上げる
伝統技法の折り紙、古くから続く日本特有の
伝統工芸の漆、日本全国に産地を持つ
伝統素材の和紙、日本人にとって
親しみのあるこれらの要素から
インスピレーションし、そこにデザイン感性と
現代の生活スタイルを掛け合わせて
折り紙漆器は誕生したそうです。

 

イメージ04

 

折り紙漆器は、和紙を素材に
漆加工が施されているため、
水分や油への耐久性があります。
和菓子などのお菓子はもちろんのこと、
刺身や天ぷら、寿司などの和食から
ステーキなどの洋食といった
お料理のお皿として使うことができます。

 

使用後は、水で洗い乾燥させることで、
何度も使うことが可能。和紙の
紙皿にもかかわらず洗うことが可能で、
折り紙の技術によって漆器なのに
折りたためるという柔軟性を併せ持つのが
折り紙漆器の大きな特徴です。

 

また、一枚の紙から折り上げることで
生まれる幾何学的なデザインは、光のあたる
角度によって美しい表情を演出します。

 

イメージ05

 

漆はその堅牢性、耐久性や加飾のしやすさから
様々な場面で使われています。しかし、
硬化後に力が加わると塗膜が割れてしまう
という難点から、漆加工を施したものの
形を変えることはほぼ不可能とされてきました。

 

折り紙漆器では、独自の手法と工程を
経てこの難点を乗り越え、漆加工を
施した和紙の塗膜を破らずに、折り紙の
ように折り上げることに成功。これにより、
和紙の脆さや水などにも弱いという
課題も同時に克服しました。

 

折り紙漆器に使用している和紙は、
日本の代表的な和紙の産地である
福井県越前市の老舗企業が作る
「ひっかけ和紙」。しかし、和紙の
産地では、和紙を使った製品の売り上げの
低迷に伴い和紙の発注が減少し、
これまでの受注ベースの考え方では
生産体制を維持すること自体が
困難な状況になりつつあります。

 

産地の伝統技法を担う和紙の加工工場が
失われれば、その産地のもつ伝統技法ごと
失われてしまうことになりかねません。
そこで、積み重ねてきた歴史だけに
とらわれず、和紙という日本が誇る
伝統産業がサステナブルであるためには
どうすればいいかを考えたそうです。

 

そこで、模様の一部が欠けたりなどして
流通にのらない和紙が破棄されてしまうという
和紙の産地が抱える問題に焦点を当て、
折り紙漆器には流通に乗らない和紙が
素材に使用されています。

 

折り紙漆器に興味のある方は、こちらへ
https://i.r.cbz.jp/cc/pl/budm6963/rwchnxjv59i6/vhczir4m/

 

※漆器
木や髪などに漆(うるし)を塗り重ねて作る工芸品。
狭義には「漆を塗った食品」の意味であるが、
広義では漆が塗られた漆工芸品が含まれる。

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【丸屋庄兵衛のひとりごと】
庄兵衛は炭酸の入ったアルコールは
結構お腹にたまって苦手なんですが、
汗をかいた後の一口目のビールは何とも言えません! 
最高ですね。次回のビールについての薀蓄も楽しみです(笑)

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