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┃\_/┃株式会社丸庄メールマガジン「まるメル」
┗━━━┛2022年11月2日 vol.518
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※こちらのメルマガは、過去に株式会社丸庄(以下弊社とする)
社員と名刺交換をさせて頂いた方を中心に配信しております。
情報として何かのお役に立てればと思っておりますので、
宜しくお願い致します。
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相談できる印刷通販まるイロでは、「FSC紙台紙卓上カレンダー」
の販売を開始致しました。毎年お客様からお問い合わせをいただく、
ケースもFSC認証紙の卓上カレンダーです。
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紙の持つ色や風合い
★━━━━━━━━━━━━━━━………………………………………1. 紙由来のブランディング手法
2. 紙の急須
3. 「N」の役割
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週刊メールマガジン「まるメル」では、
皆さまからの疑問、紹介してほしい商品など募集しております。
→ tanaka@msmarusho.co.jp
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本日、11月2日は、
「キッチン・バスの日」だそうです。
キッチン・バス工業会が、
11月3日の「文化の日」の前日に
家庭文化のあり方を考える日にと制定したそうです。
また、Kitchen-BathのK・Bが
アルファベットの11番目と2番目であることにも由来するそうです。
「家族の笑顔はキッチンとバスがつくり出す」
キッチン・バス工業会については、
こちらへどうぞ。
https://www.kitchen-bath.jp/
それでは、今週も「まるメル」をはじめます!
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【 1 紙由来のブランディング手法】
2022年2月28日~4月1日の期間、
紙の専門商社・株式会社竹尾 青山見本帖が
主催した「AOYAMA PARTNERS STOCK」にて、
デザイン会社・株式会社ペーパーパレードが
ブランディングを手がけた「ヘラルボニー」の
アートワーク展示会が開催されました。
この展示会では、竹尾の紙
「ビオトープGA-FS マゼランブルー」を
「ブランドペーパー」と位置付け
ブランディングを展開する、
ペーパーパレード提唱の紙由来のブランディング手法
「ブランドペーパー」が初めてお披露目されました。
展示会で公開された紙由来のブランディング手法
「ブランドペーパー」とはどんなものなのでしょうか?
株式会社ペーパーパレード・
ディレクター守田篤史氏によると、
紙由来のブランディング手法
「ブランドペーパー」というのは、
ある特定の紙をコーポレートカラー(=ブランドペーパー)と定め、
その紙が持つ色や風合いからブランドの世界観を構築する、
ペーパーパレード独自のブランディング手法だそうです。
展示会で紹介されたヘラルボニーにおいては、
障害のある作家のアート作品を
プロダクトに転用する
アートライフスタイルブランドを確立するために、
自閉症のシンボルカラーである「ブルー」と
アートという上質さを顧客に伝えられる
「質感」を兼ね備えた紙として
竹尾の「ビオトープGA-FS マゼランブルー」
をブランドペーパーに選定。
この紙を旗印に、へラルボニーの
ブランドブック、ショッパー、
パッケージなどあらゆる
ブランドアイテムに展開することで、
この手法を体系的に実践できた事例となったそうです
Image:PR TIMES HP
ブランドペーパーに定めた、
ビオトープGA-FS マゼランブルーは、
圧倒的なブルーで、言葉では
表現しきれない絶妙な青色は、
印刷では絶対に出せないとのこと。
手触りなどの質感も上質で最高だそうです。
さて、紙にこだわりがある商品パッケージは、
家に持ち帰ったあと別の物を入れたりと、
大切に使われることがありますが、
これもブランディング手法の狙いのひとつだそうです。
紙の色や質感からブランドメッセージを
伝えることで、捨てられがちな
パッケージをできるだけ長く大切に
取っておいてもらいたい、
それはつまり、ブランドそのものを大切にしたり、
好きでい続けてもらえるような体験を
ブランドペーパーでつくるということ。
デジタルではできない、
紙から伝えるブランドコミュニケーションを
実現していきたいと守田氏は考えているそうです。
ヨーロッパのハイブランドに
とって紙の存在は重要で、
歴史のあるハイブランドのメーカーでは、
紙を特注生産するケースも多いそうです。
その紙をブランドブックやパッケージなどに展開し、
世界中にぶれないブランドメッセージを届けています。
しかし、ハイブランドのように特注の紙を
大量に生産できるのは、どうしても
体力のある企業だけになります。
そうなると、ベンチャーや中小企業は、
紙にこだわったブランディングは、
実践できないのかということになります。
そんな疑問を数年前から抱くようになった
守田氏は、ブランドコンセプトや
個性を一目で体現できる紙を軸に、
効率よく、しかもコスパまで
追求できる方法を研究し続けた結果、
「ブランドペーパーを選ぶ」という
逆転的発想に辿り着きました。
海外と比べて、日本にはクオリティが
高く豊富な種類の紙があります。
いちから特注生産する
お金はなくとも、豊富な種類の
紙からブランドペーパーを選べばよく、
紙と印刷の知識をフル活用すれば
ヨーロッパのような最上の
ブランディングを実践できるのが、
紙由来のブランディング手法の凄さ。
ブランディングのスタート時点で
ブランドペーパーを設定してしまえば、
そこを旗印にビジュアルアイデンティティを
社内共有・運用しやすくなります。
さて、紙由来のブランディング手法を
進めるにあたって大変なのは、
何千種類の紙の中から最適な紙を
選ぶことだそうです。
ブランドペーパーを定めるには、
企業の経営方針やブランドコンセプトの
理解の深さと、彼らの未来を
計算することがなにより重要とのこと。
それらを徹底的に行ったうえで、
色、質感、手触り、音などの紙の
五感的なたたずまいをリサーチして、
ブランドのベクトルに合う、
最適な紙をマッチングさせていくそうです。
ブランディング手法といいながら、
紙のコンシェルジュ的な仕事でもあるのだとか。
「ブランドペーパー」は、
紙という五感に訴えかけられる
ブランドコミュニケーションの実現を
コスト感よく実現できるという
企業にとって良い点、
紙から様々なブランド体験ができる
顧客にとって良い点、
ブランディングの可能性が広がる
デザイナーにとって良い点と、
関わる全ての人にとって
なにかしらメリットがあるのが
この手法の良いところだと話す守田氏。
デジタル化の流れで紙がなくなると
いわれるこの時代に、
ブランドペーパーによって
「やっぱり紙っていいよね」と
いう人が増える可能性も秘めています。
ブランドペーパーが、
これからどのように発展していくのか、
ペーパーパレードさんの今後の
取り組みがとても楽しみです。
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【 2 紙の急須】
創業120年をこえる
静岡・菊川の製茶問屋「丸松製茶場」は、
静岡・浜松のプロダクトデザイン事務所「UO」
コミュニケーションデザイナーの
坪野健二郎と共同で、
紙を原材料とした急須を開発。
茶葉がセットになったギフトアイテム
「紙の急須と茶の葉」を今年4月より販売しています。
Image:紙の急須と茶の葉 ECサイト
「紙と急須と茶の葉」は、
紙でできた急須と茶葉3gがセットになった商品。
折り紙のように自分の手で急須を組み立て、
茶葉を入れ、お湯を注ぎ、お茶を淹れることができます。
紙の素材は、牛乳パックに使われている
ミルクカートン紙なので防水性に優れ、
お湯が漏れ出ることはありません。
気軽に使えながらも、本格的なお茶を楽しめる新しい急須です。
お茶は「丸松製茶場」が厳選した茶葉を用意。
薪火で炒り、茶の花を合わせた
「茶花三年番茶」、濃厚な旨味と
甘味が魅力の「かぶせ茶」、
果実や花の様な香りが特徴の「和烏龍」、
釜で炒って仕上げた「釜炒り茶」の
4種類のなかから選ぶことができます。
急須で淹れるお茶は、その味・香り・
成分だけでなく、淹れる時間や体験
そのものから得られる豊かさがあります。
それを同時に味わうことが、
お茶の本質的価値だと考え、
その良さを気軽に感じていただけるよう、
選び抜いた茶葉に加えて、
独自に専用開発した紙で作れた
急須をセットにしたそうです。
また、「お茶は、思いが一番伝わる
コミュニケーションツール」という
考えのもと、パッケージはA4封筒サイズとし、
メッセージを書き込みそのままポストに
投函することが可能となっています。
ご自身で楽しむのはもちろんのこと、
ギフトとしてお贈りいただくのもおすすめとのこと。
興味のある方は、こちらへ
紙の急須と茶の葉 オフィシャルECサイト
https://shop-kaminokyusu.stores.jp/
株式会社丸松製茶場
http://www.marumatsu-tea.co.jp/ja/
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【 3 「N」の役割】
一応、車の免許証を持っているので、
時々、車を運転することがあります。
免許は、AT車もMT車も
運転することができるものなので、
両方運転することがあります。
ところで、AT車、MT車とも、
車のシフトには「Nレンジ」なるものが
存在します。普段の運転では
使われることのないNレンジですが、
一体どのような時に使うものなのでしょうか。
あまり深く考えたことがなかったので、
ちょっと調べてみました。
車にはエンジン出力を駆動装置へ
伝える部品としてトランスミッション
(変速機)が搭載されています。
車種によって異なりますが、
AT車のシフトレバーは、
「P→R→N→D→2→L」、
MT車のシフトレバーは、
「N→1→2→3→4→5」などと
車速に応じて各速のギヤがあり、
車速の上昇とともに変速、
ギヤをあげていきます。
さて、AT車、MT車、どちらにも
「N(ニュートラル)」がありますが、
走行中に使用することはなく、
その役割や目的に関しては
あまり認知されていないようです。
エンジンの出力がタイヤに伝わるまでは、
「エンジン→クラッチ→トランスミッション→
プロペラシャフト(後輪駆動車の場合)→
デファレンシャルギア(差動装置※)→
ドライブシャフト→タイヤ」と
さまざまな装置や部品を介して伝達されます。
車を停車させてエンジンを切る時は
「P(パーキング)」を使用しますが、
「Pレンジ」はトランスミッションギヤボックス内の
シャフト(駆動軸)をロックする役割があります。
一方で、「Nレンジ」はシャフトが
ロックされない状態で、エンジンが
アイドリング状態、またはアクセルを
踏んで回転数が上昇しても
エンジン出力が駆動装置へ伝達されません。
「Nレンジ」は、
エンジン出力が伝達されないことから、
例えば踏切横断中にエンジントラブルが
発生して車が動かない状態などに使用することで、
車を人力で動かすことができます。
また、車が故障して動かせなくなったとき、
レッカー車で牽引したり、積載車にのせて
運搬しますが、このような緊急時に
「Nレンジ」を使用することでスムーズに
対応することが可能となります。
緊急トラブル時は、焦ってしまいがちですが、
「Nレンジ」は車を押して
動かせると覚えておくことで、
慌てずに対応できるようになります。
緊急時だけでなく、「Nレンジ」は
整備業務をする際にも頻繁に使用されていて
デファレンシャル装置脱着作業や
ブレーキキャリパー(※)の
カスタム作業時は「Nレンジ」を使用して
整備作業を行うそうです。
さらに、ホイールとブレーキキャリパーが
干渉しないか、タイヤを回転させたときに
異音などが発生していないかなどを
実車で確認する時に「Nレンジ」は活用されています。
一方、AT車で信号待ちや渋滞などで
停車する際、「Dレンジ」で
フットブレーキを踏んでいますが、
「Nレンジ」で停車する人も
見受けられるそうです。
安全に停車するのは「Pレンジ」ですが、
毎回、「Dレンジ」→「Pレンジ」に
ギヤチェンジすると「R(リバース)レンジ」
を通過することになり、
そのとき車のバックランプ(白色)が
点灯して後続車に誤解を与える
可能性があることから「Nレンジ」を
使用しているのではないかと推測されますが、
この場合は注意が必要です
例えば坂道で停車している時に、
「Nレンジ」を使用した状態で
ブレーキを離すと車が後退します。
車が後退し、焦って「Dレンジ」に入れてアクセルを踏むと、
急発進により前の車両に衝突するなど
事故に繋がる恐れがあり、
「Nレンジ」使用時は、
使用しているとドライバーが、
常に意識する必要があるといえます。
以前JAF(※)の公式Twitterで、
「AT車で、交差点で停車するたびに
Nレンジにする人を見かけます。
万が一、エンジン回転が高い状態で
Dレンジにシフトしてしまうと大変危険。
大事故にもなりかねません」と
投稿されたことがあるそうです。
誤発信を防ぐために、AT車での停車中は
「Dレンジ」のままブレーキを
踏んでいるのがよさそうです。
なお、MT車で信号待ちの停車をする場合、
ギヤを「Nレンジ」にしてブレーキを
踏んで待ちますが、エンジンを切って
停車するときは「Nレンジ」ではなく、
1速またはバックギヤにシフトを入れ
サイドブレーキをかけるようにするのがよいそうです。
普段の運転ではほとんど使わない
「Nレンジ」は、車が動かなくなった時など、
緊急時に使用するのが主な役割。
人力で車を動かす必要が生じた時に、
スムーズに対応できるよう、
「Nレンジ」に入れることを
覚えておくのがよいようです。
※差動装置(デファレンシャルギヤ)
左右の駆動輪の間に設置されていて、
左右の回転差を吸収する役割をする。
車がカーブを曲がる時など、
道路状況や運転状況に合わせ、
スムーズな走りを提供してくれる重要なパーツ。
※ブレーキキャリパー
ディスクブレーキを構成する部品のひとつで
ブレーキパッドをブレーキローターに
押さえつける役割を果たし、
摩擦による制動を可能とする。
※JAF
一般社団法人日本自動車連盟
自動車に関する様々な業務を取り扱うほか、
オーナードライバーの権益を保護する
目的で設立された一般社団法人。
Japan Automobile Federationの頭文字をとって「JAF」。
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【丸屋庄兵衛のひとりごと】
なるほどね!
車のギアでNレンジとPレンジの違いなんて
考えたこともなかったですね。
免許を取ってからウン十年、初めて知りました(笑)
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