┏━━━┓
┃＼＿／┃株式会社丸庄メールマガジン「まるメル」
┗━━━┛2022年6月8日　vol.497
——————————————————————————————
※こちらのメルマガは、過去に株式会社丸庄（以下弊社とする）
社員と名刺交換をさせて頂いた方を中心に配信しております。
情報として何かのお役に立てればと思っておりますので、
宜しくお願い致します。
＊—————————————————————————————

少額から始められるYouTubeバンパー広告は
ターゲットにムダ無く配信することが可能です。
動画制作から全て丸庄にお任せください！

制作実績はこちら！

お気軽にお問い合わせください！
marusho@msmarusho.co.jp

■680ポイントプレゼント中！まるイロ新規会員登録はこちら

■まるイロ御見積依頼はこちら

■まるイロお得な情報はこちら

★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

この印刷に使われているのは

★━━━━━━━━━━━━━━━………………………………………

1.　印刷の豆知識　第164弾　暮らしを彩るインキ　その2

2.　特殊紙　透けて、書ける

3.　リサイクルのペットボトル

………………………………………━━━━━━━━━━━━━━━★
週刊メールマガジン「まるメル」では、
皆さまからの疑問、紹介してほしい商品など募集しております。
→ tanaka@msmarusho.co.jp
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━

6月は、雨の季節。
関東甲信は梅雨入りしましたね。

梅雨明けは、
平年7月19日ごろ。
しばらくは、
雨の日が続きそうです。

雨の日は、雨の日なりの
楽しみ方があるとはおもいますが、
すっきりと晴れた夏の日が
待ち遠しいのも確かです。

今は、この時期を彩る
紫陽花の様子を
楽しむとしましょうか。

それでは、今週も「まるメル」をお届けいたします。

…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

【 1　印刷の豆知識　第164弾　暮らしを彩る印刷インキ　その2】

印刷の豆知識では、前回身の回りにある印刷インキを
いくつかご紹介してきました。
今回も引き続き、私たちの暮らしを彩る
印刷インキをご紹介します。

●スクリーンインキ
スクリーンインキは、
ポリエステルやスレンレス繊維を
織った孔版で印刷されるインキで、
液体や気体以外のほとんどの
機材に印刷が可能です。

また、印刷膜厚が大きいため耐候性などに優れ、
種々の機能性材料を配合できるという
他の印刷方式にはない特徴があります。

主に耐久性が求められる、
屋外看板やステッカー、
メーターなど車両内装部品、
家電製品パネルや表示板、
テレビやスマホなどのディスプレイ、
玩具、記録メディア、
高級パッケージなどの加飾や
機能性付与に利用されています。

●レジストインキ

レジストインキは、
主にスクリーン印刷で皮膜を形成して、
酸などのエッチング薬品、メッキ処理、
電気、熱、湿度などから基材や
銅回路を保護するために用いられるインキであり、
UVや熱などで硬化し皮膜を形成します。

使用目的での代表的な種類としては、
エッチングレジスト、メッキレジスト、
ソルダーレジストがあり、
多くの場合前ふたつは、
目的達成後にアルカリ溶液や
溶剤で剥離除去しますが、
ソルダーレジストは、
基材および回路を保護するために永久膜として残ります。

用途としては、電化製品、パソコン
スマホの内部電子部品等における半導体の回路形成用や
プリント配線板の絶縁保護膜などに使われます。

●インクジェットインキ

インクジェットインキは、
インク液滴を、印刷媒体に精度よく噴きつけて、
文字や画像を形成するインクジェット印刷に使用されます。

用途としては、オフィスや家庭でつくる書類、
はがきや写真などの身の回りの印刷から、
衣類、看板、食品包装フィルム、
電気・電子部品、壁紙など、
さまざまなものに応用されています。

●デジタル印刷機用孔版インク

デジタル孔版印刷とは、
孔のあいた版からインクを
押し出すことで画像を転写させる印刷方式。

インクは、油性成分に水が
分散したW/O（Water in Oil）型
エマルションインクで、
押し出すときに柔らかくなる
特徴（チキソトロピー性）があります。
コピー感覚で手軽に印刷できるため
学校で印刷される教材や街頭で
配布されるチラシ等で活用されています。

主に単色印刷で使用されますが複数印刷も可能です。

●可食性インキ
食用天然色素をはじめとした
食品衛生法および食品添加物の
基準に準じた原材料のみを構成成分としており、
食品へのダイレクトプリント用として使用されています。

インキ生産時においても、
食品衛生法に基づき食品添加物の
製造認可を受けた設備を使用するなど、
十分な衛生管理の下で行われることが
要求されます。チョコレート、
クッキー、せんべい等の菓子類や、
卵、健康食品用カプセルなど、
各種食品への印刷・マーキングに使用されています。

●機能性インク
機能性インキとは、印刷インキ本来の
役割である文字や図柄の複製に加えて、
光る、香る、変色する、発色する、
膨らむ、磁性をつけるなどの
特殊な機能を付与したインキです。

使用量は新聞、雑誌、飲料や
食品の包装用に使用する一般インキに
比べ多くはありませんが、
印刷インキ分野ごとに目的とする機能性も異なり、
その種類は多岐にわたります。

蛍光インキ、香料インキ、示温インキ、
感熱インキ、磁性インキ

2回にわたって暮らしを彩る
いくつかのインキをご紹介してきました。
身の回りにある、印刷物がどのようなインキで印刷されているのか、
意識してみてはいかがでしょうか。

目的の印刷に適したインキに関するご相談は、
担当営業までお気軽にお声かけください。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

【 2　特殊紙　透けて、書ける】

2022年4月、リンテック株式会社が、
新たに開発した特殊紙「SUKEKAKE」を発売しました。
同社は、独自の抄紙技術を生かして多彩な
特殊紙製品を展開しています。

SUKEKAKEは、「透ける、書ける」
という特徴を持っていて、透け感と
筆記適性が両立されています。
SUKEKAKEは米坪が77g/㎡で、製品有効幅は965mm。

厚みやコシの仕様は、
使いやすさが考慮されています。
鉛筆やボールペンなどで書き込めるほか、
オフセット印刷やレーザープリンタでの印字にも対応。

紙本来の優しい肌合いや
滑らかな書き心地に加え、柔らかな
透け感もデザイン面で活用しやすく、
アイデア次第で幅広い用途に活用できるそうです。

Image:リンテック株式会社HP

●SUKEKAKEの特徴
・紙本来の優しい肌合いや滑らかな
　書き心地に加え、柔らかな
　透け感を兼ね備えた特殊紙

・使いやすさを考慮した厚みやコシのほか、
　鉛筆やボールペンなどでの筆記適性をもち、
　オフセット印刷やレーザープリンタでの印字も可能。
　透明感のある紙素材として幅広い用途で活用可能

・紙製のファイルは、表面に直接書き込みや印刷・印字ができ、
　さまざまなシーンで使用可能。
　紙製なのでそのままシュレッダーで廃棄できるほか、
　昨今の脱プラスチック需要にも対応。

SUKEKAKEの特徴をいかした
同時発売の紙製ファイル。
ファイルの表面に直接の筆記や
印刷・印字できるファイルとして、
ビジネスをはじめとした
さまざまなシーンにマッチします。

紙製であるため、そのまま
シュレッダーにかけて廃棄することも
可能（樹脂を使用しているため、
古紙としてのリサイクルは不可）。

また、包装材料や書籍カバー、
メッセージカードといった用途も視野に、
SUKEKAKEの提案を強化していくことを予定しているそうです。

ファイルとしての活用だけでなく、
脱プラでの可能性がいろいろとありそうですね。

リンテック株式会社HP
https://i.r.cbz.jp/cc/pl/budm6963/cyq6fgl9dgy4/j4j6bxfq/

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

【 3　リサイクルのペットボトル】

リサイクルしたペットボトルの方が、
未使用のペットボトルよりも
たくさんの有害物質が飲み物に
溶け出しているという研究結果が
学術誌「Journal of Hazardous Materials」に発表されました。

イギリスにあるブルネル大学ロンドンの
研究チームが、ペットボトルに含まれている
Food contact chemicals（食品接触物質）
193種を対象に調査したところ、
150種の物質が飲み物から見つかりました。
そのうち18種は、安全基準を超えていたそうです。

おまけに41種は無認可の物質だったのだとか…。

近年は環境や気候変動のために
使い捨てプラスチックを減らして
リサイクルしようという動きが世界的に広がっています。

たとえば、EUはペットボトルに
含まれる再生プラの割合を
2023年までに30%以上へ引き上げることを目標にしています。

しかし、この研究によると再生ペットボトルから
浸出している物質の濃度の方が、
未使用ボトルよりも高かったそうです。

しかし、だからといって
リサイクルがよくないという
わけでもなさそうです。

問題は、リサイクル過程や保管方法にあるようです。
研究チームは、リサイクルの過程で起こるラベルや
粘着物からの化学物質混入などが
品質の低下につながっている
可能性を指摘しています。

また、物質が浸出しやすくなる例として、
保管場所の日当たりや湿度などを挙げています。
流通過程や消費者によるペットボトルの
扱い方も品質に影響しているようです。

問題の解決方法として、
研究者は「スーパー・クリーニング」と呼ばれる
3段階の洗浄プロセスを推奨しています。
使用済みボトルをリサイクルする前に、
「高温洗浄」「ガス洗浄」「化学洗浄」を行えば、
未使用に近い状態の再生ボトルをつくることが可能だとか。

また、ペットボトルの製造から
消費、回収、管理のステップを
システム化するための投資が重要となります。

研究者は、もっと根本的な
解決方法はペットボトルを
なくしていくことだとしています。

例えば、水道にフィルターをつけて
マイボトルを持ち歩いたり、
大きなボトルを選んだりすることで
ペットボトルの消費を
減らしていくことができます。
需要が減れば、当然、供給も減ります。

ペットボトルのない時代、
飲み物は瓶に入って売られていました。
ある時期、ペットボトル飲料が
登場するとペットボトルの
普及が一気にすすみました。
化石燃料で作られたペットボトルではなく、
瓶入りの飲料の時代に
戻るというのはどうでしょう。

アルミ缶という選択肢もありますが、
今更ペットボトルの使用を
やめることは難しいのでしょう。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:

【丸屋庄兵衛のひとりごと】
最近は、庄兵衛も、水筒を持って出るようにしています。　
でもペットボトルをなくすなんてありえないですよね！　
なんとか再生業者さんに頑張ってほしいですね(笑)

:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:

■テキスト形式のメルマガをご希望の方はこちら
下記のアドレスの件名に「テキスト希望」と明記してそのままご返信ください。
info@msmarusho.co.jp

■配信停止をご希望の方は、
下記のアドレスの件名に「配信停止」と明記してそのままご返信ください。
info@msmarusho.co.jp

■メルマガに関する意見・感想・質問・相談など
→ tanaka@msmarusho.co.jp　
営業企画部　田中まで

■弊社取扱い商品に関するお問い合わせは　
→ suzuki@msmarusho.co.jp
常務取締役　鈴木まで

★★★★★★★★´▽｀　バックナンバーはこちら ★★★★★★★★★★
★ こちらからバックナンバーもお楽しみ頂けます！
★  http://www.msmarusho.co.jp/mailmagazine/index.html
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘
株式会社丸庄
〒120-0034
東京都足立区千住4-16-12
TEL03-3881-2131 FAX03-3881-2150
URL http://www.msmarusho.co.jp
─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘