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2020年10月7日 vol.411 【週刊MARUMERU】 そもそも○○○とは?

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┃\_/┃株式会社丸庄メールマガジン「まるメル」
┗━━━┛2020年10月7日 vol.411
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そもそも○○○とは?

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1. 印刷の豆知識 第146弾 印刷物とは 01

2. 傘のはじまり

3. コオロギ○○

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週刊メールマガジン「まるメル」では、
皆さまからの疑問、紹介してほしい商品など募集しております。
tanaka@msmarusho.co.jp
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10月になりました。
10月は日本中の神様が出雲に集まり、
諸国から神様がいなくなる
「神無月(かんなづき)」。
ただし、家運隆盛・商売繁盛の
福の神である恵比寿様だけは、
神々の留守を守るため諸国に残るそうです。

ひとり残った恵比寿様に感謝しつつ、
商売繁盛、五穀豊穣を祈ったのが、
「えびす講」の始まり。
「えびす」は、「恵比須」「戎」
「夷」「蛭子」とも書き、七福神の一神で、
福徳を授ける商売繁盛の
神様として知られています。

ちなみに、神様が集まる出雲では、
10月は「神在月(かみありづき)」
といわれます。

今週も「まるメル」vol.411をお楽しみください。

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【 1 印刷の豆知識 第146弾 印刷物とは 01】

現在は、印刷業をメインに
据える株式会社丸庄。
今回は、改めて印刷物というものに
ついてご紹介しようと思います。

印刷物とは、インキを使い、
紙などの媒体に複製された
情報媒体のことを言います。
書籍や雑誌、新聞などのように
情報を大量に複製するための
媒体として進化してきました。
また、製品パッケージや包装紙、
ノベルティグッズといった、
付加価値を高める目的でも
利用が進んでいます。
そして印刷物が培った
大量生産の技術は、電子基板等の
工業製品にも技術が応用され
社会生活を支えています。

いくつかの身近な印刷物を見ながら、
用途や作り方の違いを見て見ましょう。

[書籍]
保存性の高い書籍の印刷物が歴史的、
文化的に果たした役割は大きく
人類の進歩に貢献しています。
書籍は、複数枚の用紙を重ね、
一方の端を綴じることによって
ページを作ったもので、
読み進める順序を設定し、
目次や索引を使って、
どこのページにも即時に
アクセスできる利便性があります。

日本では、幕末から明治期にかけて
活版印刷の技術が伝わり、
日本独自の印刷文化が広がりました。
製本方法も改良が進み、安価で
丈夫に作る方法が生み出されました。
表紙と本文ページを合わせて
同時に裁断する「並製本」は
ソフトカバー、表紙が頑丈な
板紙でできた「上製本」は
ハードカバーと呼ばれ、
文芸書や堅牢な作りを求める
画集などに使われます。

表紙やカバーは、表面を保護したり、
凹凸をつけたエンボス加工や箔押しによる
高級感の演出なども施されます。

[雑誌・フリーペーパー]
雑誌は週刊誌、月刊誌など
定期的に刊行される媒体の呼び名で、
発売のスケジュールが
きっちりと決められています。
迅速に安価に生産を行うことが
求められるため、針金で綴じる中綴じや、
背を糊付けして固定する無線綴じといった
製本方法が利用されます。

書籍に比べ情報の鮮度が優先され
複数の記事で構成されるため
自由度の高い紙面レイアウトが求められます。
駅や店舗などで配布される無料の冊子は、
フリーペーパー、フリーマガジンと呼ばれ
こちらも定期的に発行されます。
発行にかかる費用を企業が負担したり
スポンサー企業による広告費を
元に配布されるため、読者はコストを
負担することなく情報を得ることができます。

次回は、新聞、チラシ・パンフレットなどの
印刷物についてご紹介します。

参考文献:DTP&印刷スーパーしくみ事典2020

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【 2 傘のはじまり】

台風などの影響もあり
天気が不安定になることもある
この時期、鞄の中には常に
折り畳み傘という人も
いらっしゃるのではないでしょうか。

さて、「傘」と聞くと
何をイメージしますか?
現在は、男性でも使う人がいて、
以前に比べ日常的になってきた
「日傘」ですが、やはり最初に
思い浮かべるのは「雨傘」でしょう。
ところで、この雨傘と日傘、歴史的には
どちらが先に生まれたのか、ご存知でしょうか?

傘が使われだしたのは、
約4000年前とされていて、
壁画などにその歴史が刻まれています。
また、ヨーロッパにおいて傘は
贅沢品であり富と権力の象徴、
生活にあたりまえにあるものでは
ありませんでした。
現在のように閉じたり開いたりする
構造の傘が登場したのは、
13世紀、傘のフレームには
鯨の骨や木が使われていました。

約4000年前、傘が使われるようになった頃は、
日傘として使用されていました。
雨の日に傘をさす習慣はなく、
雨に濡れることがあたりまえだったそうです。
貴族の夫人や高僧たちが外出する際の
日よけとして使用され、権威の象徴として
傘は誕生したとされています。
そのため、自分の手で傘を持つことはなく、
お付きの人が傘をさすというものだったようです。

日本においても、傘が紹介された頃は、
日傘として使われ、その後、日本独自の
構造的進化を経て雨が降った時に
使われることが増えていきました。
贅沢品として扱われてきた日傘が一般的に
使われるようになったのはギリシア時代。
雨傘として使われるようになったのは、
さらにその後で、18世紀の後半に
なってからのことでした。
雨傘として使われるようになったのは、
意外と近年になってからのことなのです。

傘が一般的に使われるようになった当初は、
「日傘」としての使用が目的でした。
また女性の持ち物として
認識されていた傘ですが、
商人ジョーナス・ハンウェイが
雨傘を使用したことをきっかけに、
男性にも普及していきます。
男性は帽子で雨をよけるのが
普通だった時代に、ハンウェイは、
防水を施した傘をさして
ロンドンの街を歩いたそうです。
女性の持ち物とされていた傘を
雨具として男性が使う姿は、
当初、奇異に見られましたが、
彼が長年、雨傘として使い続けたことで、
次第に男性が傘をさす姿も、
見慣れたものとなっていったそうです。

現在は、雨傘としての使用のイメージが強い傘が、
日傘として誕生していたというのは意外です。
雨の日は、傘をささず濡れていたとは、
今となってはなんだか不思議な話です。

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【 3 コオロギ○○】

以前、昆虫食の自動販売機を
ご紹介したことがありますが、
無印良品が、徳島大学と協力開発した
「コオロギせんべい」が
発売され話題となりました。

「コオロギせんべい」は、
パウダー状のコオロギが入ったせんべいのこと。
昆虫食に対するハードルを下げるため、
コオロギの見た目を残さず、
粉末状にすることで食べやすさを
工夫したそうです。

やがて来るとされる世界の
食糧危機への対策として、
近年、昆虫食が注目を集めています。
栄養価が高く環境への負荷も少ないことから、
国連食糧農業機関(FAO)も推奨しています。

まだ抵抗感をもつ人も多い食材ですが、
無印良品は、徳島大学と連携して
コオロギ粉末入りのせんべいを開発しました。
地球に優しい未来食だそうです。

なぜ、昆虫食なのでしょう?

2050年には、世界人口が
100億人になることが予想されています。
そのため、重要な栄養素である
たんぱく質を確保することが
重要な課題とされています。
そこで、家畜の代替えとしての
昆虫食が注目され始めています。

昆虫は、主な動物性たんぱく資源の
家畜と同じく、主要な栄養素を
多く体内に含むため、栄養素を
効率よく摂取することができます。

また、昆虫を生育する際の
温室効果ガス排出量や必要な水やえさの量は、
一般的な家畜と比べて圧倒的に少なく、
環境負荷も軽減されると言われています。

では、なぜ、コオロギなのか?

コオロギは、
必要な水やえさの量が圧倒的に少ないので、
簡易なキットを使用し、省スペースで
飼育することが可能です。

さらに約35日で成虫になるため、
他の昆虫と比べて、成長が早く、
効率よく生産することができます。

主に雑穀類を食べるコオロギですが、
雑食なのでえさの選択肢が広く、
残った食品を食べる等、
食料廃棄の問題にも
貢献する可能性があります。

無印良品のコオロギせんべいは、
徳島大学の研究をベースに量産された
食用コオロギを使用。コオロギを
パウダー状にしてせんべいに練り込み、
コオロギの味を生かすために
余計な原料を使わず、
シンプルな配合だそうです。

さて、一体どんな味がするのでしょうか?

食べた人の話によると、
えびせんべいのようで
香ばしく食べやすいのだとか。
昆虫食というと、少し抵抗がありますが、
今度、無印良品に行ったら、
購入して食べて見たいと思います。

食料問題の解決の一助となるのでしょうか
注目していきたいと思います。

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【丸屋庄兵衛のひとりごと】
今月は神無月ですか。
でも出雲は神在月だそうですね。
庄兵衛のまわりも神在月になってほしいです。
なんせ今年はコロナコロナで大変だったので、
今月を区切りに良い年末を迎えたいです(笑)

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