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┃\_/┃株式会社丸庄メールマガジン「まるメル」
┗━━━┛2018年4月11日 vol.282
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印刷には欠かせない
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1 印刷の豆知識 第113弾 紙について その1
2 メートル法
3 こんな時、どうする?
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週刊メールマガジン「まるメル」では、
皆さまからの疑問、紹介してほしい商品など募集しております。
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何かを測る時の単位として、
「◯◯メートル」や
「◯◯キログラム」を使います。
これは、メートル法というものですが、
日本には、「◯◯尺」「◯◯寸」や
「◯◯貫」などという単位もあり、
これらは、古来より使われてきた
尺貫法と呼ばれるものです。
さて、1921年の今日、4月11日、
改正「度量衡法」が交付され、
それまでの尺貫法などとの併用から、
メートル法のみに一本化
することが定められました。
しかし、根強い反対運動により
施行は延期となり、
メートル法の本格的な普及は、
1951年の新「計量法」施行からでした。
紆余曲折あったようですが、
今日4月11日は、
「メートル法公布記念日」だそうです。
それでは、今週も「まるメル」vol.282をお楽しみください。
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【 1 印刷の豆知識 第113弾 紙について その1】
今回は、印刷に関して、
なくてはならない「紙」に
ついてご紹介します。
紙とは…
「紙」という字は、
漢字の語源から
蚕糸(絹)を寄り合わせる
形を表す糸偏と、
匙のように薄く平らで
柔らかいことを表す
氏旁からなっていて、言葉の意味から、
繊維でできた薄いものといえます。
「カミ」と発音されるようになったのは、
奈良時代に入ってからのことのようで
語源を特定できない難語のひとつ。
樺の木の皮から、カバ→カビ→カミと
音韻が変化したものか、
あるいは木簡の簡からカミに
転韻したものと推察されています。
紙の定義としては、
「食物繊維その他の繊維を絡み合わせ、
こう着させて作ったもの。なお、
広義には素材として、合成高分子物質を
使用して作った合成紙、合成繊維紙、
合成パルプ紙の他、繊維状無機材料を
配合した紙も含む」となり、
言い換えると「木や草の繊維を
水の中でバラバラにして、網目などを
使って脱水しながら薄いシートをつくり、
これを乾かしたもの」となります。
この時、水の作用と繊維の性質から
繊維同士が結合して強度がでます。
繊維と繊維が交差したところで
接着することが紙のつよさの
大きな要因となります。
ちなみに日本語でも英語でも紙は、
薄いもののたとえに使われます。
次に日本における紙の
分類について。
洋紙
日本での製紙工業の始まりは、
1872年に渋沢栄一により「抄紙会社」
という名の製紙会社が設立されてからで、
「日本紙業総覧」によれば、
1874年に洋紙製造高35,000ポンド
(約16トン)の表記があります。
この時の洋紙輸入高は、
約3,100トンでした。
それまで、すべての用途に対して、
紙は、和紙で賄われていました。
この頃から「洋紙」という言葉が
使われるようになったと思われます。
洋紙は、和紙に対する言葉として
使われていますが、「西洋(欧米)で
発展した紙で、機械で抄造され、
パルプ(主に木材)を原料にした紙で、
一部、木綿、亜麻、エスパルトなどの
パルプも使われています。
和紙
日本で発展してきた特有の紙の総称。
手すき和紙と機械すき和紙とに分類されます。
本来は、じん皮繊維にねりを用い、
手すき法によって製造された紙です。
現在は、化学パルプを用い、
機械すき法によるものが多いようです。
用紙
ある特定の目的に用いる、
型の決まった紙のことで、
印刷用紙、筆記用紙、図画用紙、
情報記録紙、原稿用紙、メモ用紙など
たくさんあります。
何からの使用に供する紙で、
使用目的を示す場合に限って
使われているようです。
その2に続きます。
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【 2 メートル法】
冒頭でご紹介した、
メートル法は、長さの単位であるメートルと、
質量の単位であるキログラムを基準とする
十進法による単位系。
18世紀のフランスにおいて、
世界で共通に使える統一された
単位制度の確立を目指して
制定されました。
当時の世界には、
同じ物理量に対して様々な単位があり、
人間の行動範囲が狭い間は、
その地域だけで単位が
統一されていれば良かったのですが、
人間の行動範囲が広がり、
グローバル化で商取引などが
行われるようになると、単位の不統一が
大きな問題となりました。
そこで、フランス革命初期に成立した
国民議会は、1790年「自然の標準に準拠し、
永遠に世界で用いられる新単位系」の
創造への着手を宣言しました。
これを受け1791年に、
地球の北極点から赤道までの子午線弧長の
「1000万分の1」として定義される、
新たな長さの単位「メートル」が決定されました。
質量も、このメートルを基準とし、
1立方デシメートルの水の質量を
1キログラムと定めました。
他に面積の単位としてアール、
体積の単位として乾量用のステール、
液量用のリットルを定めました。
ところで、フランスにおいても、
既に使われていた単位系があったため、
使用に反対する人が多く
すぐには普及しませんでした。
その後、1837年に「1840年以降は、
メートル法以外の単位の使用を禁止する」
旨の法律が出され、公文書に
メートル法以外の単位を使用した場合は
罰金が科せられることとなり、
普及することになりました。
当時、フランス以外の国家でも、
度量衡の単位の統一に悩んでおり、
メートル法に興味を持ち始め、
1867年のパリ万国博覧会の際、
パリに集まった学者の団体が、
メートル法によって単位の
国際統一をする決議を行いました。
1875年、メートル法を導入するため、
各国が協力して努力するという主旨の
メートル条約が締結されました。
冒頭で日本のメートル法の本格的な
普及は1951年とご紹介しましたが、
完全実施は、1966年4月1日でした。
ちなみに、メートル法を
採用していない国としては、
リベリア、ミャンマー、そして、
アメリカ合衆国があげられます。
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【 3 こんな時、どうする?】
今年は、
桜が咲くのがかなり早めでしたが、
週末のお天気がよく、お花見は、
各地で大盛況だったようですね。
さて、お花見シーズンが終わると、
次はバーベキューだ!なんだ!と
言いながら、やっぱりお酒を
飲んだりする人も
少なくないと思います。
私の友人は、お酒を飲む理由を
見つけるのが上手で、
ビールは、瓶ビール派です。
そんな友人が起こしがちな
トラブルがこちら、
お花見やバーベキューなどで、
あると思っていた
栓抜きが見当たらない、
そもそも栓抜きを忘れた…。
皆さまも同じような
経験をしたこと、
ありませんか?
しかし、そんな事態となっても、
動じることはありません。
なぜなら身の回りにあるもので
解決が可能だからです。
もう栓抜きなんていらない!?
瓶ビールがあるけれど、
栓抜きがない…、
そんな時にお役立ち
間違いなしの技がこちら。
必要なのは、A4サイズの紙1枚。
町内会のお知らせが書かれている紙、
印刷用に買ってあるコピー用紙など、
なんの変哲もない紙一枚があればOK!
この紙を、半分に折り、半分に折りと
折り続け、小さく折りたたむことができたら、
折り目の頂点を栓のふちに引っ掛けて、
持ち上げるように力を入れます。
瓶を握った手の親指で紙をささえ、
テコのようにすることで、
効率よく力を入れることができます。
※下図参照
紙を折る時は、握りやすいように
縦長にするのがよいようです。
厚手の紙だとさらに力が
入れやすくなります。
覚えておくと、
いざという時に使えます。
栓抜きがなくて、みんなが困っている時など、
さりげなく栓を抜いてみてください。
実際に開けている動画もありますが
瓶の状態、力の入れ具合によりますので
試される場合はけがをしないように
してくださいね。
https://youpouch.com/2014/04/25/190857/
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【丸屋庄兵衛のひとりごと】
瓶ビールの栓を紙で開けるなんて思ってもみませんでした。
例によって庄兵衛は試してみたんですよ!
残念ながら出来なかったです、
何度かチャレンジしてみましたが無理でした。、
どなたか試してください(笑)
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