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2018年2月21日 vol.275 【週刊MARUMERU】 横や縦にずらす…

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┃\_/┃株式会社丸庄メールマガジン「まるメル」
┗━━━┛2018年2月21日 vol.275

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横や縦にずらす…

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1  印刷の豆知識 第111弾 印刷のこれから

2 発想の転換?技術を横にずらしておもてなし?

3 3月14日は、ホワイトデーですが…

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週刊メールマガジン「まるメル」では、
皆さまからの疑問、紹介してほしい商品など募集しております。

tanaka@msmarusho.co.jp
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今日は、「日刊新聞創刊の日」だそうです。
1872年の2月21日、
現存する中では日本初の日刊新聞
「東京日日新聞」(現在の毎日新聞)が
創刊しました。

日本初の日刊新聞は
1870年の「横浜毎日新聞」ですが、
他社に吸収されているため、
現存するなかでは最古となります。

ちなみに、毎日新聞は自身のことを
「東京で最初の日刊紙」と
表現しているそうです。

この「まるメル」は、週刊ですが、
日刊で情報を発信するのって
とてもすごいことだなといつも思います。

それでは、今週も「まるメル」vol.275をお楽しみください!
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【 1 印刷の豆知識 第111弾 印刷のこれから】
 
少し前まで、印刷の歴史と題して
日本や世界の印刷の進化する様子について
ご紹介してきましたが、最後に、
印刷のこれからについてです。

活字による印刷は、15世紀中頃に、
ドイツのグーテンベルグが金属活字による
活版印刷術を完成させてから、
20世紀後半までは、
その原理に大きな変化はなく、
同じ技術が使われてきました。

活字を使って文章を組み、
そこにインキをのせて
プレス機で圧力をかけて
紙などに転写するという一連の工程は、
グーテンベルグの時代にすでに
完成していたと言えます。

しかし、活字を一文字ずつ拾い、
文章を組んでいく作業は
膨大な時間と場所、
労力を必要としました。
その後、1970年になり、活字の
世界に大きな変化が訪れます。
コンピュータによる
組版システムの登場です。
以後、40年ほど過ぎた現在では、
それこそノート型パソコンで打ち込んだ、
文字データから、簡単に文字組版を
作成できるようになり、印刷現場が
大きく様変わりしました。

現在は、文字を組み、写真を製版し、
印刷するまで、すべての工程に
コンピュータが導入され、情報は
デジタルデータとして加工されます。
以上のような流れを経て、
印刷物が世に出るのですが、
コンピュータによるデジタル化が、
新たな印刷の世界を広げました。
それは、IT時代の新しい
メディアに向けての展開です。
印刷物では、紙の上に印刷された
文字や絵柄が情報を伝えていたのですが、
インターネットなどは端末上で情報を伝えます。
ここで、印刷に用いるためにデジタル化していた
文字や画像の情報が役立つことになりました。

人類は、文字を使って情報を保存し
伝達してきました。
紙が発明される以前は、
石や骨、羊皮紙などに手書きで、
そして、紙が発明され、印刷が
発明されてからは活字を使って、または
銅版や石版を使って情報を複製しました。
20世紀終わり頃までの情報を伝達する手段は、
手書きか印刷、このふたつの
アナログ方法しかありませんでした。
しかし、デジタルが進化したことで、
活字を使った印刷は、この20年間で
ほとんど姿を消し、代わってコンピュータ
による活字、DTPの時代となりました。
アナログメディアによる手書きと印刷に続く、
新たなメディアとしてデジタル情報メディアが
登場し、この流れはどんどん加速しています。

では、印刷自体はなくなって
しまうのでしょうか?

最終的に情報を手にするのが、私たち
人である以上、なくなることはないでしょう。
より高品質なもの、情報をより早く伝えていく
オンデマンドに対応するもの、
デジタル情報だけで済ませてしまうもの、
と目的によって住み分けはされていくことに
なるとは思いますが、印刷そのものは、
目的に合わせてポジションをキープしながら、
必要とされ活用されていくことになると思われます。

印刷が発明され、紙をはじめ、布やプラスチック、
金属などさまざまな素材の表面に刷られたインキが、
文明を築き、文化を育んできました。
人々は、その情報をみて、
一喜一憂し生活を営んできました。
デジタル化が加速する世の中ですが、
目的にあったポジションで活躍していくであろう
印刷のこれからが楽しみではあります。
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【 2 発想の転換?技術を横にずらしておもてなし?】

私の友人が、片付けられない人で、
一人暮らしの家がちらかって
しょうがないと嘆いていました。

そんな時に知ったのが、
ユニークなある動画。

それは、日産自動車が旅館を舞台に、
自動車駐車技術「ProPILOT Park」の
プロモーションとして公開したもの。
旅館の宿泊客が利用するスリッパや座布団を、
自動でもとにあった場所にパーキング?
させるという技術が披露されているのです。

それが、こちらで紹介されている動画
http://mag.japaaan.com/archives/68033

スリッパだけでなく、客室の座布団、
テーブル、テレビのリモコンまでが
定位置に戻っていきます。

あくまでもプロモーションの
一環で行われたもののようで、
実際に旅館などで使用される
ことはないないのかもしれませんが、
自動車の駐車技術を横にずらしたような
発想がおもしろいなと思いました。

片付けられない私の友人は、
自宅にある家具などに
こんな技術がついていたらと
思うのではないでしょうか?

今後、自動車に搭載されるような技術が、
別のかたちで私たちの生活に
組み込まれてくることが
増えてくるのではないでしょうか。
どんなことが起こるのか…
楽しみです。
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【 3 3月14日は、ホワイトデーですが…】

日本でのホワイトデーの歴史は、
昭和50年ごろからはじまったようです。

先日ご紹介したように、
バレンタインデーに
女性が男性にチョコレートを
贈る日本独自の文化が
定着しつつあるなかで、
男性が女性にお返しをする
習慣がありました。

そこに目をつけたお菓子業界が、
新たな記念日として、
バレンタインデーのお返しは、
ホワイトデーにしようと
広告を出したことにより、
日本独自のホワイトデーが
定着していったのだとか…。

これまた、ホワイトデーに
お返しをする習慣は、
日本を中心とした
アジア数カ国にあるだけで、
他の諸外国にはないようです。

そもそも諸外国では、
バレンタインは、女性が男性に
プレゼントする日ではないため、
お返しをするホワイトデーという
文化が存在しないのでしょう。

ところで、
バレンタインデーに
チョコをいただき、
なにをお返しするか、
頭を抱えている方もいるのでは
ないでしょうか?

そこで気をつけたいのが、
お返しにお菓子を贈る場合。
俗説かもしれませんが、
そこにはなんらかの意味があるようなので、
いくつかご紹介しておきます。

●マシュマロ
マシュマロは、口に入れると
すぐに溶けて無くなってしまいます。
そのことから「嫌いな人に対してのお返し」
の意味があるのだとか…。

●クッキー
クッキーには、「よい友達でいようね」
という意味があるようです。
サクッとドライな
お菓子であることからだとか。

●キャンディー
お返しにキャンディー…、
あまり聞いたことが
ないかもしれませんが、
長く楽しめるお菓子であることから
「長く関係を続けたい=好きです」
といった意味をもつそうです。

●マカロン
最近は、マカロンを
お返しするのが人気のようですが、
マカロンには「特別な人」という
意味があるとされています。
おしゃれで見た目もかわいらしく、
特別なお菓子として、
喜んでもらえそうな気がします。

ホワイトデーのお返し、お菓子には
いろいろな意味があるようですが、
いかがでしたでしょうか。
ご参考までに。
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【丸屋庄兵衛のひとりごと】
面白い話ですね。
スリッパや座布団が元の位置に戻るんだったら
庄兵衛のこれまでの一生も戻ってほしいんだけれど…… フフフ。 
そんな事ありえないか?! 
でもあり得ても戻ってもらいたくない過去もあるんですが(笑)
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