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┃\_/┃株式会社丸庄メールマガジン「まるメル」
┗━━━┛2017年9月6日 vol.251
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※こちらのメルマガは、過去に株式会社丸庄(以下弊社とする)
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ヤレヤレ、避けて通れません…
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1 印刷の豆知識 第100弾 「ヤレ」とは?
2 エスカレーターの片側空け
3 イタズラな栞
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9月になりましたね。
すでに1年の3分の2が過ぎました。
今年も残り3分の1です!なんて考えると、
なんだか焦ってしまいます…。
今年、これまでのところは、どうですか?
結構いい感じ、なかなかスケジュール通り、
予定通り、やりたいこと、やるべきことが、
まだまだ、意味もなく過ぎてしまった…。
でも考えようによっては、
まだ、3分の1もありますね。
それが油断!?
それでは、今週も「まるメル」vol.251をお楽しみください。
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【 1 印刷の豆知識 第100弾 ヤレとは?】
先日、自宅にある家庭用プリンターで、
久しぶりに写真の印刷をしたのですが、
プリンターの調子が悪かったのか、
色がきちんと出るまでに
数枚の用紙を無駄にしてしまいました…。
大量の印刷物を扱う印刷会社では、
印刷物を作る過程において、
見当合わせや色調整などで、
それなりの枚数の用紙を使用します。
このようにして無駄になってしまった
用紙を、「ヤレ」もしくは
「ヤレ紙」と呼びます。
ヤレは、色調整などで使用し
印刷はされていても製品にはなりません。
これは、見当が入っていなかったり、(ピントが合っていない状態)
色がキレイに出ていないためです。
このヤレは、印刷をする際、
必ず発生するものなので、
印刷会社では、実際の印刷に必要な
用紙よりも多くの用紙を仕入れます。
これを予備紙といいます。
ちなみに、印刷工程に入る前に
発生するヤレもあります。
用紙販売会社から紙が
入荷した段階で、包装された
用紙ごと折れ曲がっていたり、
用紙の水分量がバランスを欠き
「おちょこ(紙の四辺がそっくりかえっている)」に
なっているものがあったりします。
これらの用紙は、印刷機を通すことが
できないので開封する前に返品します。
ヤレは、廃棄するのが基本ですが、
印刷会社によっては「ヤレ通し」
という作業のために保管する
場合もあります。
通常、印刷工程での見当、
色調整は予備紙を使用しますが、
予備紙が少ない場合などは、
裏白のヤレを使って、
見当合わせや、色調整を
行ったりします。
ただし、ヤレは、印刷機を
一度通っているためスプレーパウダーが
ついているためヤレ通しは、
ヒッキー(※)の原因になります。
また、裏白ではなく両面に
印刷されたヤレで調整を行うと、
ヒッキーの原因になるのはもちろん、
白紙部分と印刷面でのインキ転移
不良がおこり、インキ壷の調整が
うまくいかなくなることも。
ヤレ通しは、製品にヤレ紙が
混じってしまう原因にもなるので、
できる限り行わない方が
よいとされています。
ヤレは、製本など、印刷後工程でも
発生します。折りの工程では、
折りの位置調整を行う際に
ヤレが発生しますし、本文を表紙で
くるんで綴じる際にも調整のために
ヤレが発生します。
このような理由で、
印刷時には実際の部数よりも
多く印刷を行い、製本予備として
そなえておく必要があります。
印刷から、製本まで、
つねに予備を用意しておく
必要がありヤレヤレなわけです。
※印刷用紙についている紙粉が印刷機の
ブランケットにつき、その部分だけインキが
用紙に転写されないことから起こる現象。
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【 2 エスカレーターの片側空け】
「エスカレーターでは、
歩かないでください。」
時々、こんな放送を
耳にすることがありますが、
実際には左右どちらかに立ち、
反対側を人が歩いて追い越していく
という光景をよく見ます。
このどちらか片側を空ける
エスカレーターのルール(?)は、
どのように定着したのでしょう?
1914年、東京の三越呉服店(当時)と、
上野で開かれた東京大正博覧会にできたのが、
日本最初のエスカレーター。
当時の写真には、着物姿で一人ずつ
1列で手すりにつかまる姿が
写っています。
では、片側空けが
登場するのはいつなのでしょう?
それは、1967年の大阪が
最初のようです。
阪急梅田駅の1階と3階を
結ぶエスカレーターができ、
阪急電鉄が「左側をお空けください」
と放送を始めました。
1970年の大阪万博でも
エスカレーターの
片側空けを来場者に呼びかけ
定着したようです。
阪急梅田駅の放送は、
1998年に打ち切られましたが、
長年続いた利用客の習慣は
簡単には変らず、現在でも
大阪、奈良、和歌山、兵庫県は、
左側空けが原則のようです。
一方、東京では地下駅が増え、
改札に向かう長いエスカレーターが
目立つようになった80年代末から、
片側空けが始まりました。
東京では、鉄道会社の呼びかけではなく、
自然発生的に始まったようです。
これが、普及したきっかけは、
2000年の交通バリアフリー法に
あるようです。階段を高齢者らが
歩いて利用するのは大変と、
エスカレーターの設置駅が増えました。
また、東京と地方を結ぶ新幹線網の
拡大もあり、地方都市に右側空けの
東京方式が広まりました。
では、なぜ、自然発生の東京方式は
右空けとなったのでしょうか?
実は、1949年に道路交通取締法を
一部改正するまで、「人も車も左」が
原則でした。これが、「人は右」に
変っても、駅では通路や改札などの
構造をそう簡単には変えられず
左側通行が残ったとのこと。
今でも左側通行で、通路に続く
エスカレーターが左側にある駅は
多いようです。左側を歩いたまま
エスカレーターに乗ると、
左側に立つのが自然な流れに…、
ということのようです。
ちなみに、エスカレーターの片側空けは、
安全面では問題もあるようです。
エスカレーターは、「歩くことを想定して
設計されていません。」片側を歩くと、
つまずいたり荷物が触れたり
事故が起きやすくなります。
そのため、日本エレベーター協会や
JR各社、主要私鉄等は、2009年より
「手すりにつかまろう」キャンペーンを
共同で続けています。
そんなエスカレーターの片側空けですが、
歩く人は先を急げる、立っている人は、
通路を譲って思いやりを示せる
というように双方に利点が
あるため定着したそうです。
最初はマナーでしたが、
トラブルや事故を避けるため、
利用者が片側空けを
守るようになりました。
私は、エスカレーターに乗る時は、
左側で立ち止まっているタイプです。
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【 3 イタズラな栞】
さまざまなところで、
さまざまな人が、
読書の大切さについて
語っています。
本は、ただ情報を得る、
知識を増やすという
意味においても有効ですが、
一冊の本の中には、一人の人間と
何回も食事をともにして、
仲良くなって初めてわかるような
深い思考が披露されています。
というようなことを言われると、
私も、意識して本を
読もうと思うようになりました。
目標は、年間100冊!?
といってもなかなか時間が
取れなかったりするので、
読むのは細切れ。
電車での通勤時間や、昼食の時、
ご飯を食べながらなどなど…。
そこで重宝するのが、
やはり栞ですね。
そんな時に、
製版部のメンバーが
教えてくれたのが、
こんな栞。
雑貨チェーン「ヴィレッジヴァンガード」が
同社のオンラインストアで発売した
「ドキッとする栞」。
商品名だけを聞くと
どんなものかよくわかりませんが、
この栞、透明フィルムに「汚れ」が、
印刷されていて、本に挟むと
汚れてしまっているように
見えるというアイテム。
汚れには、「液体染み」
「タバコの焦げ跡」
「ポテチ汚れ」の3種があり、
醤油のシミやポテトチップスの
油汚れがデザインされています。
読書中にうっかり残して
しまいがちな汚れにそっくりな模様が、
透明なプラスチックに
プリントされたこの商品、
開発を行った「nanka」が、
同商品のプロトタイプの
画像をTwitter上に投稿すると
国内外で大きな話題になったそうです。
友人に借りた本に差し込んで返却すれば、
友人をドキッとさせたりできそうですね。
逆にしかけられたら、
立ち直れなくなりそうな気が…。
一瞬ドキッとする栞 ヴィレヴァン×クリエイターズ
https://vvstore.jp/feature/detail/11211/
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〜丸屋庄兵衛のひとりごと〜庄兵衛もエスカレーターでは
「左側で立ち止まっているタイプ」です。
でも先を急ぐ人のために
片側によけるというのはいいと思うんですが、
まあメーカーさんが危険だというんだから、
そうなんでしょうけれど……?
それはそうと旅行に行って戸惑ったんですけれど
本当に東京と関西は逆なんですね。
面白かったです(笑)
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