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┃＼＿／┃株式会社丸庄メールマガジン「まるメル」
┗━━━┛2016年7月20日vol.192

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ずれの原因は、さまざま

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1　印刷の豆知識　第74弾　見当ずれ

2　素晴らしすぎる！巨大◯◯◯・アート

3　100年使える？◯◯◯の家

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「この一歩は小さいが、
人類にとっては大きな飛躍である」

1969年の7月20日、
アポロ11号が月面の「静かの海」に着陸し、
人類が初めて月面に降り立ちました。
（日本時間では7月21日早朝）

その時、アポロ11号の
アームストロング船長が
地球に送ったメッセージが、
冒頭の言葉。

それから、47年、
人類の飛躍は、どこまで…。

それでは、今週も「まるメル」vol.192で、ちょっと一息！

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【　1　 印刷の豆知識　第74弾　見当ずれ】

日本の夏は、
やはりむしますね～。
ただ暑いという
だけではないところが大変です。

ところで、温度や湿度は、
紙の大敵！用紙の伸び縮みに影響し、
時に変形させてしまうこともあります。

そうなると「見当ずれ」なんて
トラブルを招いてしまうことも。

ここでいう「見当」とは、
両面印刷の時の表と裏や
印刷色の各版・各色などの位置や
重なり合わせの精度のこと。

各版、各色の位置を
合わせるために
印刷機を調整したり、
版の位置を合わせることを
見当合わせといいます。

例えば、両面印刷の
両面の見当が合っていないと
裁断や折りの際に
どちらかの面の位置が
大きくずれた仕上がりに
なったりします。
また、印刷色の各版の
見当が合っていないと、
絵柄や文字にずれが生じ、
見苦しい仕上がりになります。

見当が合わない原因としては、
刷版のパンチ位置のずれや、
刷版の露光不良、
温度や湿度の影響による
用紙の伸び縮み、
用紙の寸法、また印刷機の
印刷タイミングのずれ、
版の位置ずれなどがあげられます。

オフセット印刷の場合は、
用紙にインキや浸し水が浸透して
用紙が若干伸びてしまいます。
印刷機の胴を通れば通るほど
伸縮の影響がでるため、
多色刷りであればあるほど、
またインキ量が多ければ多いほど、
見当を合わせるのが
難しくなります。

見当ずれを防ぐため、
また裁断位置を指定するため、
多色印刷では各版の四隅と
中間の外側に見当あわせの
目印をつけています。
一般的には、
十字形の罫線で表示し、
トンボの形に似ているため
トンボと呼ばれるものです。
印刷物の各色のトンボが
ずれていると印刷絵柄も
ずれているため見当を
調整する必要があります。

印刷部のメンバーは、
ここにあげたような
さまざまな状況を考慮し、
トラブルを避けるため
日々努力を続けているのです。

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【　2　素晴らしすぎる！巨大◯◯◯・アート】

リトアニアのアーティスト
JOLITA VAITKUTEさんを
中心としたアート集団の
作品が話題となっています。
それが、こちら。

話題となった理由、わかりますでしょうか？

実はこちら、
1064枚もの食パンを使った
巨大な「トースト・アート」。

元となる絵を、
食パンの数に合わせて
細分化して描きます。

制作時間は、約50時間。
作品は、パン工場の
オープン記念に
制作されたものだそうです。

リトアニアの大統領も注目し、
大きな話題を呼びました。

JOLITA VAITKUTEさんは、
他にも食品を使った
アートを発表していて、
過去の作品をこちらで
見ることができます。

JOLITA VAITKUTEオフィシャルサイト
http://www.vaitkute.com/

画像出典：boredpanda

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【 3　100年使える？◯◯◯の家】

100年たっても好きでいてね～
と始まる有名な歌がありますが、
100年後に存在しているだけでも
すごいことですね…。

さて、オランダの
会社「フィクション・ファクトリー」が
製作した「Wikkelhouse（ウィッケルハウス）」は、
段ボールを貼り合わせて作られた
高さ3.5m、幅4.6m、奥行き1.2m、
重さ500kgの基本構造を
組み合わせることで設置できる家。
1日あれば、設置できて
しまうのも魅力です。

この段ボールでできた家は、
外側をウッドパネルで
補強してあるので、
どのような天候にも対応し、
その耐久性は、
最低100年なんだとか。

もしかしたら、日本の
一般的な家屋よりも頑丈…？
しかも既存の家屋の
3倍環境に優しく、
各基本構造は、
何度も使えて
100％リサイクルが
可能だそうです。

なんだかよいことばかりですね。

この段ボールの家について、
詳しく知りたい方は、こちらへ。
http://irorio.jp/umishimaakira/20160524/322639/

ちなみに「wikkelen」は、
オランダ語で「包む」という意味だそうです。

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～丸屋庄兵衛のひとりごと～

皆さん「見当」（けんとう）って知っていますか？
我々印刷人にはとっては大切な言葉なんです。
昔（それでも戦後なんですが）は「見当」（ピントの事って
考えてください）を合わせるのがとっても大変なことでした！
今では技術の進歩や機械のお蔭で大分楽になりました………
でも最近までアジアの国で刷った印刷物で見当のあってない
（ピントのずれた）とんでもないのもありましたけど（笑）

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